M1A2エイブラムズ

M1A1/M1A2 Tanks in Action

合衆国陸軍の、文字通り世界最強の戦車。

場面は第二次イラク戦争。
空爆直後に上陸作戦を開始したときの車載カメラで撮影されたものです。
こいつらが街の中をのし歩くと、人っ子ひとり居ない状態になりますが、たまに根性のある連中が登場して、04:00くらいには逃げ惑うトラックに機銃掃射を浴びせています。

御託は聞き飽きた、いいから発射しろ

民間車両は、装甲板がついていないため、軍用機銃の弾丸に掃射されるとバルサかプラスチックのように簡単に破壊されてしまいます。数発食らっただけで搭乗者が死亡したらしくそのあたりを迷走していますがM1の車長はまるで意に介していないらしく、すぐに次の哨戒行動を開始しています。

砲身には直径120mmもある弾丸が装填され、時速60kmで走行しながら6km隔たった場所にある直径30cm程度の標的に砲弾を命中されることができます。

ワンシヨット ワンキル 百発百中

第一次湾岸戦争ではイラク軍の戦車と交戦したものの、イラク側はロシア製の払い下げを使っていたので、一度停止しなければ照準できないという前近代的手順に欠陥がありました。

一方エイブラムズは悪路でも時速48km程度で走行しながら発砲できる関係で、相手側は反撃はおろか捕捉さえできなかったようです。

ミサイルで更地になった占領地域に投入されたエイブラムズは動くものは全て破壊しろと下令されているがごとく、なんでもかんでも壊して回ります。敵軍から見たその姿はまるで地獄から湧き出した悪魔のように写るでしょう。

M1A2 in action

戦争の勝敗は、何もタンクの性能だけで決まるわけではないので、昔のように「どこの戦車が一番か?」という問いは、現在ではあまり意味を持ちません。ただ第二次大戦のころと比べるとコンピューターを搭載している関係で、その照準性能は画期的に飛躍しています。

走行中、荒地の上で車体は揺れまくっているのに、ロックされた砲身は敵を狙ったままピクリとも動きません。

発砲される砲弾は発射直後に砲弾の周りを取り巻いているシュラウドが爆散除装され、弾芯が敵車両の装甲板を貫通し、そのとき発生するメタルジェットで車両内部を灼熱で焼き尽くします。

一両2億4000万円もする高級車ですが、なめたことする相手にはかっこうの対抗手段です。

4 replies on “M1A2エイブラムズ”

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  3. Me pareció genial tu mensaje,
    La exposición es buena y al mismo tiempo realista, pero tambien motivadora. Se nota que llevas bastante tiempo blogging.
    Gracias por ayudar a los lectores!
    Un Saludo!

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