2001年宇宙の旅
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かくれんぼとは、敵の襲撃を想定した避難訓練のなごり。
おにごっこは、敵に発見されたときの逃走訓練のなごりだったのではないだろうか。科学者仲間の集いにおいては、「好きな小説は?」と聞かれたら、「シェイクスピア」と答えておけば、まず無難。
「好きな映画は?」と聞かれたら、「2001」と答えておけば、まず無難。
まちがってもプレデターとか言ってはだめです。
神映画 2001年宇宙の旅
2001年宇宙の旅
nico2 本編
01人類の夜明け
02フォワードフラッシュ
03月面のモノリス
04ジュピターミッション
05ハルの叛乱
06スターゲイト木星と無限のかなたへ
- オープニング
映画史上、いや歴史上最も優れた作品の一つ。始まりにオーバチュア(前奏曲)の黒味が入り続くメトロ・コールドウィン・メイヤーから太陽・月面・地球の食で決まるタイトルはまさに神々しい出だし。曰く「これからとんでもないことが起きるから心して括目せよ」と言っているかのようである。
- クラークの主題は進化、キューブリックの主張はスキゾフレニア
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1968年の作品ながら、現代に至ってもこれ以上の未来的ビジュアルは作り出されていない。
原作は昨今亡くなったアーサー・C・クラーク。現物が出きる以前に人工衛星による通信を唱えていた。
しかしクラークといえばお題は進化なのだが、監督のスタンリー・キューブリックの持ち味スキゾフレニア(精神分裂症) が、さらに拍車をかけて空恐ろしい作品となっている。
キューブリック作品では好んでスキゾフレニアが取り上げられている。
博士の異常な愛情では自国防衛のため安上がりな核兵器を提唱していた博士が精神分裂。
フルメタル・ジャケットでは新入りのダメ二等兵が海兵隊で鍛え上げられ信じられないほどの殺人マシーンに変貌するも精神が分裂して訓練教官を殺害し、自身も自殺する。
ロリータは異常性愛者が最後は自滅の道。シャイニングでは精神的抑圧を持つ小説家がついには精神分裂して家族を追い掛け回す。さて、この作品では劇中登場するHAL9000という擬似人工知能が精神分裂を起こして搭乗員を一人また一人と殺害していく。その点ではホラー映画の要素もあるのだが、この側面が怖いといわれたことはまったく無い。幾多の危機を乗り越えて木星圏に到達したボーマン船長が目にしたものは・・・・。
- 2001: A Space Odyssey "Star Gate" sequence
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スリットスキャンを使ったスターゲイトの遷移シーンを、キューブリックが最初にやったものだから、以降ワープシーンといえば、このような中央焦点消失形式で色彩または光点の爆発と相場が決まってしまいました。実際にはこの星の人間のうち、まだ誰も実行したことが無いので、ホントにこのように見えるのかどうかは分かりません。
- SF映画とは猿の出てくる映画である
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蛇足だがある知人の説によると、
SF映画とは猿の出てくる映画であるという定理がある。
この2001年の冒頭の猿人然り、猿の惑星しかり、スターウォーズのチューバッカ然り。Wikiより2001年宇宙の旅
2010
2010年宇宙の旅
ロイ・シャイダー、ボブ・バラバン、ジョン・リスゴー、ヘレン・ミレン主演、SF映画のために生まれてきたピーター・ハイアムズ監督。
最初の部分で月面で発見されたティコ・マグネティックアノマリー = TMA-1 および木星とイオのL1で発見された TMA-2 = モノリスの組成・起源・機能に関する洞察経過が表示されますが、長さの比が最初の3次元では終わらない1:4:9で、誤差は無視できる程度、なにをもってしても傷一つつきゃしないという以外、何にも分かりません。
終盤で木星表面にどこからか湧き出してきた大量のモノリスは木星本体の質量を増加させることで、ガス惑星をむりやり恒星に変化させてしまいます。
ロイ・シャイダーやヘレン・ミレンの仕事ぶりはいつものとおりですが、注目したいおっさんは、エリヤ・バスキンです。TMA-2 にEVAポッドで接近して、バーストに巻き込まれたまま宇宙の彼方に消えました。と思っていたやさき、宇宙船の操縦ができるところを見込まれた上で、こんどはゲイリー・オールドマンの手下としてエアフォース・ワンをハイジャック、ここで運が尽きたのか、スパイダーマンでは安アパートの管理人で暮らしています。
ちなみに、レマゲン鉄橋で、現地のシビリアンとして、そっくりなおっさんが出てくるのですが、親戚の人でしょうかね? むかしから気になって仕方がありません。
2001の卒倒したBGM
キャーブリックは神映画を作るため、ジェルジュ・リゲティの前衛音楽を多用しました。
Gy. Ligeti -- Requiem
類人猿がTM-0と遭遇するときにかかるレクイエム。
György Ligeti: Lux Aeterna
TMA-1探査に向かうため、月面移動中にかかるルクス・エテルナ。
そのあと、月面で人類が、初めてモノリスに接触する場面
György Ligeti (1923-2006) - Atmosphères (1961)
スターゲート通過中の後半にかかるアトモスフェア。
György Ligeti, Aventures
Ligeti: Volumina (1)