ゴジラ GODZILLA 1998

ゴジラは1998のアメリカモンスター映画。輝く第19回ゴールデンラズベリー賞受賞作品。
ローランド・エメリッヒの力作ですが、否定的評価のほうが多かったのは、ご存知の通りです。

この親爺だKevin Dunn

ケビン・ダンはベテランの俳優で、いろいろな映画に登場しています。

今回は序盤から最後まで、大活躍でした。

Colonel Hicks by Kevin Dunn

Colonel Hicks by Kevin Dunn

不評の原因は?

して、98のハリウッド版ゴジラがうまく行かなかった原因は、何でしょうか?

本家と形態が違いすぎる、そのせいで四足で突っ走るのはゾンビと同様で違和感がありすぎるなど、目に見えるマイナス要素がいろいろとあります。

けれど、モンスター映画に対する視聴者の温度差が一番の問題かと思います。

米国ではモンスター・ムービーは、もともとビールを片手にみんなで笑いながら突っ込んで楽しむというスタンスが確立されていますが、日本のゴジラでは昔から夏休みを楽しみにしている子供たちが、年に一度のお楽しみとして、真剣に見るものという作りかたをしています。

それらを考えた上で、B級調にふるのか、それとも一部のカルトのためにまっとうに作るのかという議論があいまいなまま作られたように見えてなりません。双方の要素が混在して見えることが、返って視聴者に混乱をもたらしています。

その後作られたクローバーフィールドのほうが、お笑い抜きでまだ取り付く島もありました。大金を投じるなら、ギャグを抜いてホラー色を出したほうが成功する確率は高くなるような気がします。

Jurassic City – Godzilla vs Mechagodzilla

ゴジラvsメカゴジラ なぜかインド経由1993

 

5 replies on “ゴジラ GODZILLA 1998”

Andres へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください