メル・ギブソンの渾身の一作。
1984年 原題:Red Dawn
nico2に長くあった作品は消されちまったでよ。ヨツベにもなかなか出てこない。これはDVDを買うしかないな。
独立系映画ながらも反復して見るに耐える奥深い味わいの秀作。若いころのチャーリー・シーン、パトリック・スウェイジ、リー・トンプソンが出ていて、「エイリアン」に出ていたハリー・ジーン・スタントンが父親役として全体を引き締めています。
ハリー・ジーン・スタントンは最近の映画アベンジャーズにもちょい役で出演していて、本作のセリフ「アベンジ・ミー = 俺のために復讐してくれ」のオマージュとなっています。
2012年にはリメイク作品が発表されました。
前作ではソ連・キューバ連合軍の合衆国侵攻でしたが、今回は北朝鮮による侵攻。
もともと中国軍を設定していたそうですが、現在では友好国なので、当事国の政策方針としても、イデオロギーから考えてもマッチしないので、ちょっと待ったがかかり、撮影後のポストプロダクションで北朝鮮軍侵攻に変更されました。物資輸送などの面から考えると現実的ではないのですが、侵略軍に対してミリシアレベルで反抗するというのがこの映画のスローガンです。
今回もくせの多い出演者が多数出ており、主演のジェドは、クリス・ヘムズワース(ソアー)、パワーズ・ブースが演じていた合衆国空軍大佐タナー役には、なんとスーパーナチュラルでディーンたちの親父役を演じていたジェフリー・ディーン・モーガン、 ハリー・ジーン・スタントンの役にはブレット·カレン、そして侵攻軍の現地親玉は007でもタイプキャストを演じたユン·リーウィル。
この映画ではジェドが、どれだけ頼りになるかという所で、視聴者が感じる現実感のほとんどすべてが決まります。
前作ではパトリック・スウェイジが鹿狩りの達人で、弟のチャーリー・シーンも含めて山の中ならランボー並というアドバンテージでしのぎましたが、今回のジェドはアフガニスタン帰りの軍人で、こういう人なら町に数人は居そうなので納得できます。
ついでに緑色の怒りっぽい科学者とかも出てきてくれると面白いのですが・・・。
おんちゃんはただのアメフト野郎で、みるからに頼りなさげですね。
実は撮影されたのは2009ころで、MGMの財政難から長いことお蔵入りだったそうですがその間にクリス・ヘムズワースはソアーやアベンジャーズ、白雪姫で有名になっており、映画会社としては、とてもいい待機時間だったのではないでしょうか。
sam vs f18 地対空ミサイルによる F/A-18Fの被撃墜
SAM = 地対空ミサイルをかわすため、フレアを撒いて、増槽タンクを投棄して熱的デコイを作り、それでも一発は追尾を続けてくるので、とうとう撃墜されてしまいます。
パラシュートで無事に接地した後で、パイロットは射殺され、オーウェン・ウィルソンが演じるWSO = 兵器管制士官の孤独で危険な逃走が始まります。
邦題のマーシャルローは戒厳令のことですが、原題はThe Siege = 包囲攻撃となります。 これがUnder Siegeとなれば、セガールが登場して沈黙の戦艦になります。
1998年の米国映画で、2001年のアメリカ同時多発テロ以前に作られていたこともあり、起こるべくしておきた事実の予言のような映画だと噂されています。
出演はデンゼル・ワシントン、相棒のトニー・シャルーブ、紅一点のアネット・ベニング、こういう映画の悪役はいつも軍人ブルース・ウィリス。
Wikiよりマーショルロー
911テロで墜落したユナイテッド93便のドキュメント。詳細な再現は、Flight 93
第一シーズン 第一話
言わずと知れた英国特殊空挺任務部隊のシリーズ。UP主はヤフー動画からかっぱらって来たらすい。イギリスではSAS、ドイツではGSG9という特殊部隊の作品を作っているが、合衆国にはネイビーシールズ、自衛隊には特殊作戦群など各国さまざまな特殊部隊を要している。しかし昔から世界的に高い評価を与えられているのがSAS。彼らの仕事は敵国に潜入して自国民を救出するまたは敵の首脳を暗殺するという刺客のスペシャリスト。潜入方法はだいたい空挺か潜行。まれに一般人としてもぐりこんでぶっすり刺してくる場合もあり。
Wikiより S.A.S.
英国特殊部隊 | 特殊部隊 | 特殊部隊の一覧
インドとパキスタンの国境紛争。インド映画らしく歌と踊りがふんだんに入っているが、後半はほぼ全編戦闘場面。
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nico2本編 01
第82回アカデミー賞受賞作品。駐イラク米陸軍の爆弾処理班。
前任の軍曹が爆死したため赴任してきたウィリアム・ジェームズ一等軍曹。28週間後のジェレミー・レナーが演ずるこの役が命知らずの戦争中毒。ガイ・ピアース (登場して10分間で爆死するマシュー"マット"・トンプソン二等軍曹役)やデビッド・モース大佐など大物俳優を出しているのだが端役に過ぎない。制作費はなんと16億円の低予算。しかしながら前編固唾を呑んで見守ること131分。イヤー、爆弾って、ほんとうに危ないですね。
本編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
ジェレミー・レナーがイラクで爆弾の処理をしていたちょうどそのときに、マット・デイモンは、WMD Wepons Master Distruction...大量破壊兵器を探し出していた。
しかし毎日いろいろなところを探し回るものの、これがぜんぜん出てこない。結果は合衆国政府がイラクの石油利権欲しさのあまりに作り出した捏造話で、現実世界でも国連においてコリン・パウエル国務長官がそれを認めたものとして記憶に新しい内容。
面白いのは政府の内部は決して一枚板ではなくて、さまざまな派閥が水面下で暗躍している事実。通常なら悪役に徹するCIAが善玉を後押ししている点も見逃せない。ネゴシエーションのためにポンと100万ドルを持たせるのも彼らの常套手段。師団規模の部隊を送り出してドンパチやらせるよりも安上がりだからというのがその理由。
CIAのオヤジをやっているブレンダン・グリーソンはイギリス出身の俳優さんで、前職は小学校の先生。この作品やミッション・インポッシブル2の悪徳製薬会社社長ではよく分かりませんが、UMAに出てくる田舎の警官役を見てみると優しそうな先生だったことが伺えます。
Wikiよりグリーンゾーン
本編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10
ジョン・ウエイン主演の1957年戦争・アクション・ラブラブ映画。
子供のころ、土曜日の夕方にチラっと見ただけで記憶の彼方に飛んでいたセイバーが戻ってきました。
ソ連の女性パイロットがえらく美人で、ジョンさんもノリノリのお仕事の模様だったことだけを覚えていましたが、このかたこそ、何を隠そう叫びの女王ジャネット・リーです。
ヒッチコックの映画でシャワーしながら刺されるシーンといえばすぐに思いつくところですが、娘さんは、ジェイミー・リー・カーティスで、カーペンター監督のハロウィンで親子出演されており、変な映画でも嫌がらずに出てくれる懐の深い女優さんというパターンで覚えていましたが、今回だけは御見それしました。
各種のトリビュートを見てみますと、当時はたぶん一大女優の名声をほしいままにされていたことと思います。私の時代は少し後だったので、おしいところを逃した気分で一杯です。かわりに、娘さんの出演作をちゃんと見させていただきます。
合衆国の空母にまだF-14 トム・猫が搭載されていたころのお話。
アイスマンの尻につけすぎたマーベリックがジェットウォッシュを食らって片翼エンジンがフレームアウト。
機体はそのままスピンアウトして初めて敗北を舐める。そして彼は大人になる。
トップガンの1%は末期癌・・・うそ。
よく見ると、マーベリックの相棒グースのかみさん役でデビュー当時のメグ・ライアンが出てきます。
トム・クルーズの相手役はケリー・マクギリスという女優さんで、さすがに今はおばさんになりましたが、キーファー・サザーランドの乱気流 グランドコントロールで見ることができます。
トム・クルーズが映画の中で着ているワッペンだらけのボンバージャケットと、MA-1および首から提げるドックタグ(認識票)は、当時世界的に大人気で、1980年代末期ころ、日曜日の横浜駅界隈は、男も女もトムさんのコピーみたいな人たちで大賑わいとなっていました。それがきっかけで、MA-1は今でもホーマックなどで安く手に入れることができるようになりました。
ただ、もともと空母甲板員が着るためのものなので、ファスナーの向きが逆になっています。万が一海上に落下した場合に備えてオレンジ色の裏側を見せるため、ひっくり返して着なおすことが楽なようにという意図ですが、そんなところに落ちる心配のない人には、少々めんどうなものです。
ファイアーフォックスというブラウザの命名源は、たぶんこの映画でしょう・・・。クリント・イーストウッド対共産圏。
The Peacemaker
ニコール・キッドマンとジョージ・クルーニーのピースメーカー。ちょっと長いですが、911テロのような事態は、彼らにも防げなかったのかも知れませんね。
本編
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発表当時はたいしたこと無いと思われたが、今改めてみてみると次から次へと劇的変化の連続。ディストピアを代表する作品。
途中から出てくるヒロインはドミニク・サンダで、当時は有名な美人女優でした。普段はこの手の映画に出てきませんが、おかげで本作は、けっこう成功した模様です。
1959年制作、グレゴリー・ペック、フレッド・アステア、エバ・ガードナー、アンソニー・ホプキンス。
至宝のような出演者。静かに、しかし確実に近寄ってくる放射能汚染。文明の根絶という運命が決まった上での、残り少なくいつ来るのかも不確定な時間。その様子はまるで沈み行くタイタニック船上の人々を見ているかのようだ。
題名のオンザビーチは最後の場面でエバ・カードナーが渚にてグレゴリー・ペックの原潜を見送るシーンから取られたのかと思っていたが、アンソニー・ホプキンスと奥さんの思い出話にも出てくる。豪州では石油が取れなく、すべて北半球から輸入しているというのも興味深い。
英語本編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
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終末物。いわゆるネビル・ショートの 渚にて (On the Beach) のテレビドラマ版。ジャッジ・トレッドでスタローンのクローン役をやってた俳優さんが合衆国海軍の核弾道弾搭載原潜の艦長をやっており、かなりうなづける作品。
The Day After | もう一本
First Strike
レッド・オクトーバー | 眼下の敵 THE ENEMY BELOW
遠すぎた橋 A Bridge Too Far | 大脱走 The great escape | マッカサー元帥 MacArthur(1977)