ゾンビランド Zombieland 2009

ゾンビランドは2009のコメディー・ホラー。

エマ・ストーンは多分これでブレイクしてスパイダーマンにも登場しました。
アビゲイル・ブレスリンはちっこい頃から芸能人で、サインに出ていたあのボーという名のチビです。

Zombieland 2009

Zombieland 2009

リリーフとしてビル・マーレーが出てきますが、それでこの映画の評価が良くなったのかと思います。

同じ2009に作られた後述のフェーズ6は、似たような筋書きですが、もっとシリアスです。

ケリー・マクギリスが脚本を書いて出演したステイクランドの筋書きは本作にとてもよく似ています。

自己戒律を扱った作品 Similar movie that contains Self low.

なお、以下の生存のルールのような自分自身で決めた法則を取り上げる映画や小説は無数にあり、一般化しているので、ネタもとは漠然としています。たとえばプラネット・テラーにもチェリーダーリンが自分で発見した役に立たない自分の特技として話に登場します。

まあまあ近い例題としては、TNG S5 E6 ゲームにおいて、アシュレイ・ジャレッドが久しぶりに帰艦したウェスリーにご披露していた頼れる者は自分だけから始まる102条の法則が近いものかもしれません。

その作品は原作者ジーン・ロッテンベリーが亡くなった1991.10.24の二日後に放送されたエピソードで、番組の最後にアシュレイとの別れ際、ウェスリーは自らで見つけた103番目の法則を追加します。

内容は

A couple of light years can’t keep good friends apart.

この種の自己法則を持ち出すキャラクターは、

最初は不安になると数を数え始めるなど、すこし変わっている程度の強迫行為から始まって、果てはアスペルガー症候群などの強迫スペクトラム障害までを連想させ、普通の人とはまるで次元の異なる頭の良い人のステレオタイプとして登場します。

実際に障害を持たれている人は不便でしょうがないでしょうが、暗算で立方根を出せたり、見開き電話帳の全部の番号を足し算できるような能力には超人的な魅力を感じるものです。

Emma Stone The Rules for Survival

Emma Stone The Rules for Survival

生存のルール The Rules for Survival

  1. つっ走れ Cardio
  2. 止めを刺せ Double tap
  3. トイレに用心 Beware of bathrooms
  4. シートベルトをしろ Seatbelts
  5. ゾンビを発見したらまず逃げろ
  6. フライパンでぶっ叩け Cast iron skillet
  7. 旅行は身軽であれ Travel light
  8. 根性の曲がった相棒を見つけろ Get a kickass partner
  9. 家族・友人でも容赦しない
  10. 素早く振り向け
  11. 静かに行動すべし
  12. バウンティ・ペーパータオルは必需品 Bounty paper towels
  13. 異性の誘惑には注意
  14. ショッピングモールは補給基地
  15. ボウリングの球をぶん投げろ Bowling Ball
  16. 人の集まる場所は避けろ
  17. 英雄になるな Don’t be a hero.
  18. 準備体操を怠るな Limber up
  19. 葬儀・埋葬の必要はない
  20. 人を見たらゾンビと思え
  21. ストリップクラブは避けろ Avoid strip clubs
  22. 逃げ道を確保しろ When in doubt, know your way out
  23. 金品よりも食料確保
  24. 生き残るためには犯罪も
  25. 火の用心
  26. 肌の露出は最小限に
  27. 就寝前には安全確認
  28. 食事と風呂は短時間で
  29. 二人組で行動しろ The buddy system
  30. 予備の武器を持て
  31. 後部座席を確認しろ Check the back seat
  32. 小さいことを楽しめ Enjoy the little things
  33. 十得ナイフ Swiss army knife
  34. 靴下は清潔に Clean socks
  35. 衛生に気をつけろ Hygiene
  36. 常にバックアップを持て Always have backup
Emma Stone

Emma Stone

フェーズ6 Carriers 2009

Carriers2009

Carriers2009

クリス・パイン主演。本人かスタートレックで有名になってから公開されました。
まるでマックィーンが荒野の七人で有名になってからブロブが発表されたような流れですね。
次回の次回作では、ぜひゴーンと対決してください。

超がつくほどBクラスながらも、完成時期を考えると、ゾンビランドはこの筋書きをブラッシュアップしたものとも思えます。

4人の仲間での旅、ひとりは意味も無く荒くれ者、生存のためのルール、確証は無いけれど目的地は明白など、ポイントだけは流用しつつ、一般受けするように仕立てたのがゾンビランドに見えます。

クリスパインが兄貴であるにもかかわらず、やたらとグチばかり言っている原因は後半で明確となり、還元すれば、事態の回復を行う前線部隊の兵士と、それを批判するだけの国民の関係と考えることもできます。

公開日情報

Carriers 2009.8.18 ドイツから

Zombieland 2009.8.25 米国から/a>

Stakeland 2010.9.17 カナダから

ステイク・ランド 戦いの旅路 Stake Land 2010

生き延びろ、たとえこの世が、悪夢だとしても

Stakeland

Stakeland

トップガンの主演、ケリー・マクギリスが、ロジャー・コーマンのモンスター映画に出てからはまってしまい、自ら脚本を書いたというゾンビ作品。ケリーさんも、美人なだけでなく、いろいろと才能を見せてくれます。

で、よく見てみると、ゾンビランドに準じた筋書きの映画という気がしてなりません。
タフな一匹狼、成長途中の男の子、ケイトさん演じる女性はこの世界の唯一の人間性。

お約束のいやな人間を演じるマイケル・セルバリスは、フリンジにひんぱんに出てくる監視人でも有名です。

3 replies on “ゾンビランド Zombieland 2009”

  1. Pingback:サイン Signs 2002 | ネオボス 面白ニコビデオ

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