大巨獣ガッパ Gappa 1967
大巨獣ガッパは1967の日本の特撮怪獣映画です。
1959に作られた、イギリスの怪獣映画で、怪獣ゴルゴの筋書きをベースにしています。
wikiより大巨獣ガッパ
怪獣映画にしては、珍しい筋書き
もともと怪獣ゴルゴの筋書きは、さらわれた子供を奪還するというものです。
これは、監督のユージン・ルーリーが前作で原子怪獣現わるを撮影したときに、自分の家の娘さんに見せたところ、その結末に関して、とても嫌がっていたという経緯がありました。子供から見れば、たとえ怪獣でも生き残ってほしかったのでしょう。
それ以来、怪獣映画では、現代で怪獣が発見された場合は保存せよという主義がたびたび盛り込まれることになります。
原子怪獣現わるをベースにしてリメイク出発したゴジラのシリーズでも、志村喬が演じる博士は、この保存主義を強行に主張します。
加えて、もともと子供の怪獣をさらわれたという状況は、視聴者にも簡単に共感できるものなので、たまに使われる手法となり、あとでウルトラQのラゴンなどに取り入れられています。
美人女優 山本陽子
最初の部分から、上品な美人が登場しています。
しばらくしてから気付いたのですが、山本陽子さんです。
洋服でも和服でもよし。
探検隊の服装で南国の島に上陸する場面は、今でいうところのコスプレの走りですね。
それ以外にも、中盤から出てくる米軍科学者の通訳は、藤竜也さんです。
当時からヤクザな雰囲気をプンプン発散しており、現在では大御所となってしまいましたが、若い頃のお仕事が拝見できて楽しめます。
子供をさらわないほうが良い御三家
さらう、拉致するという行為は実施する側にもいろいろと事情がありますが、ぜひこれだけは避けてください。
- 怪獣の子供
- 特殊部隊隊員の血縁
- スティーブン・セガールの関係者
とくにコマンドーとかSASの関係者に手を出すと、あとで知らなかったと言いはっても、良くて半身不随、普通は組織をまるごと壊滅されてしまいます。
ブラック・ビジネスをするときには、十分なリサーチを行いましょう。