プレデター∴ Predator 1987
プレデターがデター
プレデターは1987のB級モンスター映画のはずでしたが、ファンがファンを巻き込んで、いまや伝説のカルト作品になってしまいました。
シャワ知事は、ほんとはこんなの出たくなかったらしいのですが、彼の人気と凝りまくったプレデターの設定にマニアは一コロです。
中央アメリカに呼びつけられたシュワ知事ご一行様は、墜落した友軍機捜索のため借り出されますが、かれらがそこで目にしたものは反政府ゲリラどころかこの世界のものでさえありませんでした。
戦勝率
その後シリーズが多数作られましたが、人間相手にガチバトルしたばあいの戦勝率は、
1987 Predator シュワの勝ち
1990 Predator2 ダニー・グローバーの勝ち
2007 AVP2 人類側逃げ出す
2010 Predators エイドリアン・プロディーとアリス・ブラーガの辛勝
となっていて、なかなか手ごわい敵ですが、2004のAVPではエイリアンが絡むので、サナ・レイサンがプレデターとの交渉に人類で初めて成功した例となります。
彼女は1998にブレイドを生んでいた経緯があり、やはりただの登山ガイドでなかったことが幸いしたのでしょう。
聞き流して覚える英語
プレデターが捕食する対象の言語を覚えるときには、一度録音して、繰り返し聞くことで、それがどういう意味なのか、その場で学習する場面が出てきます。
Over here. こっちへこい。
Turn around. あっち向け。
ワッハッハッハー。
などのことばを聞き流して覚えています。
とくに最後の豪傑笑いをラストシーンで有効に使わせるのを目的として、特殊部隊のお笑い役で、本業は脚本家のシェーン・ブラックが、繰り返し卑猥なジョークを繰り出してきます。
プレデターに言語学習能力と、再現能力があるのは分かりましたが、AVPでは、あえてゼスチャーだけでコミュニケーションしていました。エイリアンに追い詰められて、人類の女性と共闘することになったあの場で、「ようネエちゃん、イカしたけつに蹴り入れるぜ」とか「おひさー」とか言ってもらいたかったですね。
ジャン=クロード・ヴァン・ダム降りる
最初に決まったプレデター役はジャン=クロード・ヴァン・ダムでした。
けれどスーツが暑いとか、動きにくいということで、彼は早々に役を降りてしまいました。
本とはスーツじゃなくて、オバケ役そのものが嫌だったのではないでしょうかね・・・・。
その反省からか、ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録ではオバQそっくりのいでたちで決めてました。
エルピディア・カリーロ
プレデターがコアなファンの間で、カルト人気になった原因のひとつは、ヒロインのエルピディア・カリーロです。
彼女が見せる儚い夢のような美しさは、ややもすると、マッチョばかりの作品の中で、唯一現実感を整える調整剤となっています。
エルピディアさんは、美人が多いメキシコの女優さんで、モンスター映画のプレデターはさておいて、社会派ドラマのサルバドール 1986でジェームズ・ウッズと競演したことが世界的に有名です。
ただ、撮影中は、シュワ知事のセクハラで怒り心頭だったそうです。
Resemblance check! Airport 1970 opening vs Predator 1987 Opening music.
大空港とプレデターのメインタイトルが似ているな、と思うのは、私だけでしょうかね?
I think two musics are very similar.
Airport 1970
Predator 1987
プレデターごっこ
プレデターごっこを再現する場合、力強いメインテーマをみなさんよく使われていますが、プレデターが潜んでいるときのチャンカチャンカチャンカチャンカ・・・というインドネシア音楽みたいのも、ぜひ忘れないでね。
でも、ロング・トール・サリーを含めている作品は、真のプレデターファンでつね。
美人女優が出るライトなプレデターごっこ
本編 | 01 | 02 | 03 | 04
みなさん、そうとう入れ込んでマンネン