クローバーフィールド CLOVERFIELD

クローバーフィールドは、例のJJエイブラムズさんの2008年の問題作です。
でも、日本の怪獣映画をもっと見てから出直して来なさいって感じですね。

最初の17’30″は飛ばしてもokかも知れません。

このころ、スピルバーグの宇宙戦争でも、始まり25分の説明部分が、異常につまらなく、全米脚本家協会のストに続いて、撮影部隊のストかと思うくらいに、客を馬鹿にしたひどい映画がたくさんありました。

カメラを持ってずっと撮影者役を演じているTJ・ミラーさんは、アンストッパブルにも出ていました。

 

 

バトルフィールド TOKYO Monster 2008

アサイラムがクローバー・フィールドの公開に間に合わせて、でっち上げた低予算モンスター作品。
クローバー・フィールドや、ブレアウィッチで大流行したフェイクドキュメンタリーの形式です。

サラとエリンのリンチ姉妹は、2003年の1月に東京にやってきます。仕事内容は東京の環境庁に地球温暖化のインタビューをするというもの。日本の官僚にインタビュー中に大地震が来て、よく見るとドデカイ怪物が歩いています。パニックになって逃げ惑い、あとはクローバー・フィールドの流れとなります。

動いている背景を基に前景に戦闘機や爆発をかぶせるモーション・トラッキングで書きこまれたパニック場面がちょろっと出てくる以外は二人の逃避行がずっと続いています。

モンスターパニックは、揺らしたカメラと役者のクローズアップだけで作ることができるという、担当者の誤った思い込みから生まれた作品です。

アサイラム映画お約束のトリビア

設定上1月の東京での出来事ですが、二人の女性がタンクトップを着ているのは地球温暖化が原因となっています。実際には一部のシーンをタイで撮影していて、いづれにしても、北半球の夏の時期に作られたのが原因です。
1月という時期じたいは、日本国内で1995年1月17に発生した阪神・淡路大震災などの激震を想起させるためで、このクラスの地震が原因で、日本の怪獣ミズチが出てきたというあてつけになっています。モンスターを攻撃するために東京都内の上空に飛行制限高度以下を米軍の戦闘爆撃機が飛び回っています。戦闘機は2003年当事に日本国内に居るはずの無いF22ラプターで、アサイラムお約束のお笑い場面となっています。

主演のサラ・リービングさん

いろいろな人の感想を見てみると絶対に見ちゃダメの評価が多いですが、主演のサラ・リービングさんの姿はメガシャークvsクロコサウルスKing of Lost Worldなどでたびたび拝見していますので、親近感がもてます。とくに実際に日本国内で撮影されている部分を見てみますと、いつもの彼女とは、またちょっと違った印象ですね。

それにしても、このアサイラムの作品は、画像検索しても、ほとんどなにも出てこないので、よほど出来が悪かったのかとおもいます。

 

 

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