フィラデルフィア・エクスペリメント The Philadelphia Experiment 1984

フィラデルフィア・エクスペリメントは、1984のアメリカ映画。
当時ウレウレの二枚目ヒーロー、マイケル・パレの主演です。
ヒロインは、これまた当時イケイケドンドンのナンシー・アレン。
どちらかというと、ロボコップの彼女も素敵でしたね。

エグゼクティブ・プロデューサーにジョン・カーペンターが名を連ねているだけあって、今では都市伝説といわれてしまうネタを丁寧に再現しています。
そのころはやりに流行っていた彼のヘアスタイルはアヴァロンという名前で、北斗の拳のケンシロウもあんな頭をしていたような希ガス。

マイケル・パレ

パレさんは、その後2005にコモドvsキングコブラにも出てきますが、同時にエグゼクティブ・プロデューサーもやってます。
あんな作品、どこから金を集めてきたのでしょうか? 多分フィーストにかかわってしまったマット・デイモンど同様に、だまされたんでしょう。

しかし彼の出てくる、2008のチアリーダー・ニンジャだけは必見ですね。

  

フィラデルフィア実験

フィラデルフィア実験とは、ペンシルベニア州フィラデルフィア沖合で行われたとされる、アメリカ海軍のステルス実験のことです。
正式名称をレインボー・プロジェクトといいますが、合衆国海軍は、そんなことはやっていませんという見解です。

この話はナチスがUFOを開発していたとか、80年代にマインドコントロールの実験をしていたモントーク・プロジェクトとかの各種フリンジサイエンスとまぜこぜになって、いつも陰謀論者の論拠となるよりどころです。

けれど、プロジェクトの責任者が電算機の父フォン・ノイマンだとか、もともと怪しさ全開のオーラを放っていたニコラ・テスラの実験を継承したとか、もっともらしい尾ひれがたくさん付いてくると、ほんとは実験したのではないか? といぶかしんでしまいますね。

駆逐艦エルドリッジ、磁場発生装置テスラコイル、船体消失、などのすでにオカルト用語になってしまった印象的文言と、戻ってきたときには乗組員が艦体に融合していたなど、ブランドン = ハエ男の重合体もまっさおのビジュアルで、けっこう楽しい映画です。

話の内容は、エルドリッチのタイムワープで1943から1984に飛ばされたヒーローが、相棒の消失後、自分探しの旅を続けるという筋書きで、1992に作られたローランド・エメリッヒ監督のユニバーサル・ソルジャーにまんまパクられています。

Wikiより フィラデルフィア実験

フィラデルフィア・エクスペリメント2

 

低予算で作られたパート2。もちろんマイケル・パレは出てきませんが、因果律の崩壊を扱ったSF要素は入っています。

ヒストリーチャンネルの解説

リメイク作品 フィラデルフィア·エクスペリメント 2012

The.Philadelphia.Experiment.2012.

リメイク作品 フィラデルフィア·エクスペリメント 2012は、TV映画。
84年版から28年後にリメイクされた作品です。
当時のヒーロー、マイケル・パレがしっかり出てきます。

研究所の親玉を演じているジーナ・ホールデンは、最近けっこう二枚目です。
2005にスーパーナチュラルで最初のシーズンの2話目、ウェンディゴの回にも出ていますが、ずっといい女になりました。

3 replies on “フィラデルフィア・エクスペリメント The Philadelphia Experiment 1984”

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