
バタリアン Return of the Living Dead
バタリアンは1985年に作られたコメディーホラー。
ゾンビ映画の金字塔、ナイト・オブ・ザ・リビングデッドのパロディーとして作られています。
軍が極秘に開発したトライオキシン245という物質が、環境に流れ出すことによって、周囲の死者・死んだ動物・剥製などが生き返ってしまうという恐ろしい設定。加えて復活した死者は生きている人間の脳が食いたくなるというのだから始末に悪い。
記念すべき一作目に登場する被害者は、パンクに染まった街のあふれ物ですが、どのキャラにも思い入れができるため、他のゾンビ作品と違い、作品内容がハラハラ・ドキドキなつくりになっています。
ジェームズ・カレン
舞台であるユニーダ医療会社の正社員、フランクを演じるジェームズ・カレンはこの道のベテラン俳優で、正統派二枚目からちょっとふざけたおっさん役までなんでもこなします。イントロダクションのノリだけでその仕事のうまさが分かるでしょう。
クルー・ギャラガー
社長のバートを演じるクルー・ギャラガーは、ものすごく後になって、その息子さんが監督するThe FEAST/ザ・フィーストにレギュラー出演しています。
監督したジョン・ギャラガーは、たぶん子供のころからオトッツァンの出ているバタリアンを見まくって、大人になったらモンスター映画と決心を固めていたのかも知れません。バタリアン同様に、ノリの割には、奥の深い作品に仕上がっています。
トム・マシューズ
フレディを演じるトム・マシューズは、続編であるバタリアン2にも、ジェームズ・カレンと一緒に登場します。まったく別の役柄と状況ですが、「前にも一度見たことのある場所だな?」とボケをかましてくれます。
バタリアン
その後、続編が5つも作られたが最初の作品のノリこそが真髄。ダン・オバノンはエイリアン1の監督を降りて結局バタリアンで有名になったらすい。
バタリアン4
Aimee-Lynn Chadwick | Jana Kramer
2と3は黒歴史だとして、4からは青春物風味が効いています。
通の視聴者には有名なピーター・コヨーテがヤバイ会社ハイブラテックに勤めていて、チェルノブイリに温存されていたトライオキシンを発見。再度米国領土内での大混乱。
リン・チョドウィック Aimee-Lynn Chadwick
3枚目の女の子として登場するリン・チョドウィックがかなりかわいいので最後まで見る気にさせてくれます。
- コーディーを演じるCory Hardrict は、Battle Los Angelesにも登場しています。
宇宙人が攻めてきたにもかかわらず、自分の兄貴の恨みを先輩軍曹にぶつける問題児として、難しい役柄を演じていますが、このバタリアン4にでているコーディーだったら、許せるような希ガス。
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バタリアン5
4の続き。高校生だった主人公たちが今度は大学生となり、週末に行われるレイブパーティーで回される薬でほぼ全員がバタリアンと化す状況。4で好感を持たれたリン・チャドウィックがけっこう詰まらない役回りだったので、ちょっとがっかりでした。
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