2012
2012は、2009のアメリカ映画。
マヤの終末予言で2012の冬至に全世界が壊滅するという恐ろしい内容です。
ジョン・キューザック演じるお父っぁんと女の子が逃げ回ってますが、とりあえず親子で逃げるということは人間が右往左往するという事象のストレイトなメタファなんでしょうね。
ゴジラ映画の初期作品ではゴジラが上陸してくるときに、必ず大八車を引っ張っているネジリハチマキのオヤジとその一家が登場したものですが、今見るとダサーと思うものの、当事者が命がけで真剣に対処している様を直感的に感じることができます。
こういう作品にはブルース・ウィリスとか、クライブ・オーウェンなどのタフガイが徒党を組みながら、ひたすら逃げ回るディザスターを見てみたいのですが・・・。
仮にユル・ブリンナーが生きていたら何が何でもサバイバルすると思います。次に生き残っているのはカート・ラッセルのスネイク・プリスキンでしょう。ただしスネイクは、行き当たりばったりで。
最後の場面で巨大なハッチが開き、そこから日の光が差し込むさまは、地球最後の日のラストシーンをオマージュしたそうです。
帽子のチビタン、モーガン・リリーは、どっかの大佐からもらったギャリソンキャップをかぶって、とても幸せそうです。
地球の危機を生き抜いた彼女は、3年後に突然変異して、X-MEN ファーストクラスでミスティークに転職しました。