
黒い蠍 THE BLACK SCROPION 1957
黒い蠍は1957の巨大モンスター映画。
経費節減のため、メキシコで撮影されています。
主人公は地質学者で、ハンク・スコット博士をリチャード・デニングが、アルトゥール・ラモス教授をカルロス・リバスが演じています。
二人は火山が爆発したメキシコの調査に来ている大学の地質学博士です。
彼らが向かうのはメキシコのサンロセンゾという村で、そこにでっかい先史時代のサソリが現れます。
落馬して登場するのはご存知マーラ・コーディーで、サンロセンゾの村にあるミラフローレス牧場の牧場主です。
少年の名はワァニート
二人の博士がミラフローレス牧場に来てから登場する坊主は、女中頭の息子で名前はJuanito ワァニート。ボニータではありません。マリオ・ナバロが演じています。
マーラ・コーディーは牧場主で彼と血縁関係はありません。
正確な発音は
http://translate.google.co.jp/#en/ja/Juanito
で聞いてみましょう。
Crow says “Pancho Cisco”
ワァニートが住んでいる牧場では、パンチョという名の犬を飼っています。
サソリが近づいてその気配に気づいたパンチョが、突然逃げ出すときに両手を振り上げて「パンチョ、パンチョ」と追いかけます。
MST3K版ではそのとき画面の手前でクロウが「パンチョ、シスコ」と言っています。
このネタはVの初期シリーズで主人公がパンチョという名のメキシコ人の名前をいつまでたってもシスコと呼びかけているところから持ってきたネタだと思われます。
同時に出てくる、
Look kid, the dog obviously doesn’t like you.
おいボウズ、ワンコウは間違いなく君を嫌っているぜ。
というフレーズは大爆笑です。
今回大活躍したマリオ・ナバロくんは、ホロー山の獣や、荒野の七人にも出ています。
ホロー山から獣 – ファイナルシーケンス
デラクルス博士 試験管でテキーラ Dr. Delacruz
地質学博士の二人は不審死を遂げたベェガ巡査の死因を確認するために、毒物鑑定の専門家、デラクルス博士の研究室へ寄ります。
デラクルス博士は助手に試験管を4本用意して、
「無水アルコール、蒸留水、塩水、テキーラを入れてこい」
と指示します。
比較実験のためでしょうがテキーラの意味がどうしても分からないので尋ねてみると、
「私が飲むためですよ」というギャグになっています。
他の映画への影響
出だしの部分で博士二人が電話工事の人と会話して、その人がモンスターにやられるというシチュエーションはトレマーズがパクったようです。
向こうは電話ではなくて舗装工事でした。
禁じ手
日本のCM業界では、
「この手を使えば、そのクリエイターはおしまいだ」という禁じ手、または鬼門のようなものが実在します。
1.赤ん坊、子供を製品とは脈絡の無い状態で出す
2.動物を出す
3.両手の中の光を出す(ネバー・エンディングストーリーのラスト近くで幼心の君がやっていた動作)
でも、50年代のモンスター映画には子供は出るは、動物は出るわ。
観客が親近感を持つ要素なら積極的に取り入れることで名作となっています。
黒いサソリ 超詳細解説
制作当時のパペット
The Black Scorpion (1957), The Black Scorpion Stop Motion Puppet
original / screen-used movie props
現代版 Black Scorpion
同じ名前のお色気TV番組が作られていました。その差はTheが付くかどうかだけです。
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The Face of scorpion!