
タイムシーカー The Time Shifters 1999
タイムシーカーは、1999のTV映画。
日本国内ではタイムクラッシュ・超時空カタストロフとして放送されました。またの名をThrill Seekersと呼ばれたりもします。
スターシップ・トルーパーズのジョニー・リコ = キャスパー・ヴァン・ディーンのタイムトラベル物。一度日本国内でも放送されました。
未来の大企業が、携帯型タイムマシンを開発し、世紀の大災害現場にお客さんを送り込んでお楽しみ見学ツアーを行うという設定で、われらのジョニー・リコがゲンバリポーターとして発電所大火災での事故に巻き込まれます。しかしすんでのところで難を免れた彼は、同僚を死に追いやってしまった罪悪感と闘いながら、新たなネタ探しにかかります。
見所はヒロインのキャサリン・ベル。最初はメガネをかけて普通のOL風情で登場するものの、番組の後半になればなるほど、やたらめったらいい女に変貌して、観客のお父さん方も大満足。悪役社長のマーティン・シーンも出ています。
本作とバミューダトライアングルを見るただけで、惚れます。
面白いのは、携帯タイムトラベル装置の説明場面に出てくる女性はキャスパー・ヴァン・ディーンの奥さんで、キャサリン・オクセンバーグ = 今はキャサリン・ヴァン・ディーン。劇中で電話に出てくる奥さん役と、画面での説明の二役をやっています。
で、この作品には、いまだに演出意図が理解できない点があります。
最初の部分でキャサリン・ヴァン・ディーンを起用する雑誌編集者長の女性を演じているテレサ・サルダナですが、後半になると未来からの刺客として活躍します。一緒についてくる刺客のオヤジは24などでも有名な悪役ですが、そのオヤジが「もうやめろよ」と止めに入るくらいの暴れぶり。かといって自分の過去の記憶でキャスパーを知っていたということは無いので、平行世界の同一人物という暗黙の筋書きなのでしょうが、それに対しての明確な説明は割愛されています。
This Guy この男だ!! Julian Richings
一度見たら忘れられない風貌のJulian Richingsが、飄々としたタイムトラベラーを演じているところも興味深い点です。この後でかれはスーパーナチュラルの中で死の役を演じますが、これがまたすばらしい演技です。
This Guy この男だ!! Julian Richings ・・・指輪物語のへんな化け物もノーメイクで演じられそうですね。
Supernatural – Dean Winchester meets Death |
ディーンが死とピザを食いながら座談会。死は神が生まれる前から存在していたのでいずれは神の命をも奪うと説明しているところ。シカゴに居るからピザ屋で取引というのがなんとも安直で素敵ですね。
Oh Death – Death Has Come To Fight – Supernatural |
よほど人気があるらしく、日本ではまだ放送していないシーズンでも再登場。