2013年を前にして、世の中騒然。
この世の終わりと思われる、空恐ろしいクリップを各種取り揃えてみました。
ジョージ・C・スコット、アン・バンクロフト主演、ロバート・ワイズ 監督、1975年制作のサスペンスドラマ。
大飛行船ヒンデンブルグ号の爆発原因がこうだったら、というお話です。
この映画は70年代の作品なのに、アップされるとすぐ消されるという代物ですので、買って見たほうが早いかも知れません。
アーウィン・アレンはこれで映画をやめました。見ているうちに眠くならなければ、一見の価値あり。
本編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11
ロバート・カーライル主演の大洪水映画。BBCの番組でもよく取り上げられますが、ロンドンの人たちは、テムズ河の氾濫を、なによりも恐れているようです。
ロバートさんは、今回はレイジに感染しません。
義捐金兄弟の制作
前編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 || 後編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06
やっぱり、イエローストーンがやばいらしい。
本編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12
陰謀論の合言葉地球温暖化。
2075年には大そう暑くなり、平均気温が4度も上がるらスい。で既存の産業は絶滅してこれがたいへんなお話に。
フランスのボルドーで葡萄園を営んでいた爺さんと孫娘は暑すぎて葡萄が育たず絶望するらスい。
映画「不都合な真実」で有名な合衆国元副大統領のアル・ゴアさんが、2009年6月現在、北朝鮮に対しての和平交渉に名乗りを挙げている最中ですが、スリーハンドレッドを見すぎた北の三男棒が「派遣特使は抹殺するもの」と勘違いして殺されないか心配です。
見所はイギリスのベテラン気象学者を演じているイアン・ホルム。「一人でも多くの人が生き残ってほしい」というセリフは正常な意識を持つリーダーなら誰しもそう思うところですが。
また、インディペンデント系映画からメジャー入りした主人公の兄ちゃん、ジェイク・ギレンホールの芝居は、若いながらも一見の価値あり。このあと、ブロークバック・マウンテンでカマの芝居をしていましたが、本人はストレートです。
で、おとっつぁんのデニス・クエイドは、最近仕事が立て込んでいるせいか、何に出演していても、全部が全部、クエイドさんにしか見えません。いつ見ても、あんたはクエイドさんだよ。兄貴のランディーを見習って、ちょっと変わった雰囲気を出してほしいもんですね。こちらはアレック・ギネスもびっくりの20面相で、うさんくさい田舎の警官(フラッド)、飲んだくれのパイロット(ID4)、良心をもった大統領(ディズニー映画)、クセの強い気象学者(竜巻パニック映画)など、あれこれ違った人物を見せてくれます。知名度は分かりませんが、最近では兄貴の仕事のほうがワクワクしてしまいます。
最後に、NASAから来ている気象学者を演じているタムリン・トミタは、日系の俳優さんで、ベストキッド2でデビューしました。その後映画とテレビで活躍し、24のシーズン2とかヒーローズのヒロのお母さん役などで出演しています。
ヒーローズでまともな日本語をしゃべっているのはヒロだけかと思っていたら、やたら上手な話し方をする上品なお母さんがでてきて、タムリンさんでした。ジョージ・タケイ先生の存在感はすごかったですが、日本語のほうは、ちょいと危なっかしかったですね。
1957年に連邦民間防衛局によって制作された作品です。
この作品はパブリックドメインですので、米国国立公文書館から、いつでもダウンロードできます。
爆撃機による仮想敵国からの侵攻に対して、3時間50分程度の余裕がある場合に、政府と民間人が力を合わせて緊急事態に対応するという趣旨のものです。
今では弾道ミサイルが使われるので、発射から30分程度で被爆します。SFと違ってミサイルの狙撃は事実上不可能です。このような古きよき時代は終わってしまいました。
1957年当時、NORAD = 北アメリカ航空宇宙防衛司令部はすでに存在していましたので、アラスカ・カナダ経由で飛来する爆撃機を早期に探知することは可能でした。また、ディズニーのミニーマウスもこの時代以前からいたようです。
DEW Line = 遠距離早期警戒線の建設は大変です。という映画です。
1950年にモトローラ劇場で制作された作品です。しかし上映は1952だそうです。この作品はパブリックドメインですので、米国国立公文書館から、いつでもダウンロードできます。
この時代には、ハイドロジェンボム = 水爆はまだありませんでした。爆発の威力と、フォールアウト = 放射性降下物の後遺症がとても過小評価されています。降雨に付着していた死の灰で被曝した子供が、抗生物質で直っています。
けれども、国策として他国の核攻撃に対する民間防衛方法などを告知している国はありがたいものです。
じっくり見てみると、少数の登場人物が代表している役割に気づくことができるでしょう。
長女は常識を踏まえつつも現実に圧倒されて取り乱す人の象徴、次女は知識を持たず、それゆえ警戒心もまったく持たずに被曝する可能性を持つ人の象徴、母親は専門知識の無い国民全般の象徴、しかしながら家族を抱えているので、その判断は本能的に最善を目指す方向に向きます。
核爆発の直撃を喰らい、最初は落雷程度に思っていたものの、母親はすぐにその事態を把握します。ラジオから流れるニュースを聴いたときには取り乱していますが、子供を保護する必要があるために、すぐに大人としての行動をとります。この辺はB級モンスター映画の女性絶叫キャラとは大違いです。
家を失った人たちが数家族、主人公たちの部屋に寝泊りしますが、ここで描かれている人間像でさえ、かなり婉曲な表現かと思われます。
一番肝心な部分は、その家族のお父さんが出勤したまま死亡したことです。これはその国の労働力・産業の大部分に多大の損害を受けたことを表しますが、それでも超大国アメリカの国民であれば、遺族たちが明日に希望を持った状態で再起することができるという暗示をほのめかしています。
おそらくトミー・リー・ジョーンズ主演のボルケイノに沿って作り直されたB級映画。
ニューヨークのど真ん中に火山出現。出演している肉体労働者に妙な共感を覚えてしまう。
ニューヨークの地下にある上水道工事のため、肉体労働者が工事をしていたところ、突如として溶岩が噴出してくるという事態が発生。
被害者の総計は、
工事関係者3名
セントラルパークの宿無し4名 (硫化水素中毒死)
かみさんと喧嘩したあげくニューヨーク湾で釣りをしていた酔っ払い1名・・・遺言は「焼き魚が釣れた・・・」
庭の芝生に散水していたオヤジ1名・・・遺言は「アヒルが・・・」
そこの家の犬一匹
そして突如としていつの間にか数千名の被害者勃発。
その演出意図が最後まで不明なまま、ハンディカムライクな撮影方法と、スナップズームの使いすぎで、そうでないときにさえ地震のように見えてしまう画面の不安定さに対して、賛否両論が噴き上がっていますが、まずは見てみましょう。