YouTubeに載っている、昔の動画を探索してみました。
吹き替え・字幕なしのものが多いですが、BGVとしても、とても楽しめます。
米国ではパブリックドメインの映画のリスト | List of films in the public domain in the United States
太陽系外への宇宙飛行で、いった先が新天地。
はじめはとってもユートピア。あとから考えるとディストピア。
本編 | YouTube
当時世界最高速だったベクター・プロセッサ = スーパーコンピューターを使って描画された初めてのCG映画です。いまだとゲーム機のグラフィックバッファのほうが速かったりして・・・。
ハードウェアとソフトウェア、それに演算子までをも擬人化して登場させるあたりがディズニーの十八番といえます。とりわけ、LSIの中のトランジスタ数個で構成されるゲートという概念をよく分からない人には、やっぱりあのようなゲートだから、門の形をしているのかと思い込まされてしまいます。
ひょうきんなキャラとしてビットという奴が出てきますが、0か1の答えを返してくるだけの単細胞のくせに、やばくなったら、とっととトンズラするのが笑えます。けっこう複雑なことも実は理解しているようですね。
主演のジェフ・ブリッジェスとブルース・ボックスライトナーは、後述のトロン・レガシーにも出ています。
悪玉の社長はデビッド・ワーナーで、当時イギリスの悪役商会ともいえるタイプキャストで、タイタニックでもビリー・ゼーンの懐刀として非道な立ち回りを演じていました。おっさん、まだ元気ですね。
前作を継承しているのは、リアル・バーチャルともに出てくる高層ビル、レコグナイザー (いわゆるゲート) 、光電子バイク、タンク、ソーラー・セーラー、IDディスク、ポータル、トロンの存在。
一方、Yes/Noをひたすら唱えるビットはプラモデルだけのオマージュで、セリフ無しとなってしまいました。
前作が作られたとき、スーパーコンピューターを動員してレンダリングされた動画というふれこみがセンセーションを巻き起こしましたが、現在のような専用のグラフィックバッファやアプリがあった訳ではないので、たいへんな作業だったそうです。それから28年かけて個人用ユースが増えたので、マシンパワーもダントツになり、今回はジェフ・ブリッジェスが若返って出てきます。ご本人はまだ元気ですが、「何歳の自分でも表現できるので、こりゃスゲー」と驚嘆されています。
また、前作に一緒に主演していた、われらがブルース・ボクスライトナーさんもしっかり登場していて、前の作品を知っている全世界のファンは大喜びの作品です。
ライトサイクルチェイス | 1982 | 2011 | Sweded | tron legacy - SAM VS. CLU - LIGHTCYCLE BATTLE
光電子バイクチェイスは、仮想記憶の中で行われる演算処理なので、現実世界のような質量に対する慣性が働かず、直角に進路変更できるところがすばらしいです。
途中で登場する飲み屋のオーナー役で、マイケル・シーンが出てきます。
彼はイギリスの俳優さんで、以前はケイト・ベッキンセイルと付き合ってましたが、アンダーワールド以降、監督に彼女をとられてしまいました。まあ、そんなことより、本作でも彼の目をみただけで「どっかで見たことのある香具師だ」と思い出してしまったのは、アンダーワールドでのルシアンの役です。
DVDに収録されたメイキングでも、主役のギャレット・ヘドランドが、「撮影中、いつもあんたの目にばかりこっちの目が釘付けになって、演技が難しいぜ」と冗談を飛ばしていますが、クイーンの中でトニー・ブレア英国首相を演じただけあって、すごい眼力です。
今回は、平たく言うと端役なのですが、本人がトロンの大ファンで、「とにかく俺も出してくれ」と頼み込んだらしく、たしかに大御所ブリッジェスとボックスライトナーを除いて、一番印象に残る・・・残るどころか忘れられない芝居を見せてくれます。
スコーピオンキングの続編。旅についてくる戦士のヒロインは一見の価値あり。
主演は、1作目のSF俳優ダグ・マクルーア、ジョン・ウェインの息子 = パトリック・ウェイン、スーパーマン2のサラ・ダグラス。
第三の選択のシェーン・ライマーが下働き。
一作目と同じ島にいるところに、救援隊がやってきたところから始まる。日本のヨロイを着た現地人が出てきて、日本人が見るとぜんぜん怖くありません。
Wikiより 続・恐竜の島
人類による初めての太陽系内有人飛行を描いた作品。
核動力推進を使った巨大宇宙船に5人のクルーが乗り込み、6年あまりの期間をかけて、金星、火星、木星、土星、天王星、そして彗星に着陸してのフィールドワークを行うという作品。