アサイラムのモンスター映画

目がシャーク vs ジャイアント・オクトパス



気軽に楽しめるB級モンスタームービー。
出てくる俳優さんはいつもおなじみ、輝くBムービースターの面々。
CGはまるで専門学校生が作ったようなできばえ。

低予算で粗製乱造しているアサイラムのモンスター映画をご紹介します。
ちなみに、アサイラムとは、閉鎖病棟の意味です。

Wikiよりアサイラム | アサイラム社のモンスターリスト | IMDb

American Warships aka Battleship 2012

本編 01 | 02
例のリーアム・ニーソンが出てくるバトルシップにぶつけてでっち上げられた作品。

いつものように大作映画にあやかってつけた最初の題名はアメリカン・バトルシップ。
しかし今回はさすがに本家から文句がついたらしく、題名はAmerican Warships = アメリカの軍艦に変えられてしまいました。

しかし将軍役に大御所カール・ウェザース (ロッキーに破られたアポロ・クリード)を起用するなど、アサイラムといえども、だんだんと凝った配役になってきました。

主な舞台は現在はモスボール状態で保管されている戦艦アイオワ。艦長のキャップには確かにBB-61 = USS アイオワのマークがついていますが、前部16インチ砲塔に描かれているのはBB-63 = USSミズーリ。パールハーバーに係留中のミズーリで撮影したのでしょうか?

それで、なぜアイオワが舞台なのかというと、ミズーリでは本家バトルシップと同じになってしまうことと、アサイラムでは、もともとアイオワのフッテージを所有していて、メガシャークvsジャイアント・オクトパスやクロコザウルスに頻繁に出てきます。その際駆逐艦という表示が出てきたりします。それで今回も同じ素材の使いまわしをするために選定されたものかと思います。

IMDb | かなり笑えるGoofs | Wiki

monster バトルフィールド TOKYO (Monster) 2008

また出たな、アルバトロスのあのオヤジ

ETのガキンチョとしてデビューしたC・トーマス・ハウエル氏はコマンドゥでシュワちゃんの相手役として活躍したあのスッチー=レイ・ドーン・チョンと結婚していた時期があったんだ。

なんか雰囲気がそっくりだと思っていたら24のシーズンⅤでキムの恋人として出てきた精神科医でクロエ・オブライエンに「何でも深呼吸で直るのね」と釘を刺されていたこともあった。

地球が静止した日

予告編 | 01 | 02 | 03

キアヌ・リーブスの地球の静止する日の低予算焼き直し。
変な巨大ロボットがやってきて、地球人を皆殺しにすることは決まっている。不法に占拠された地上で、この世の終わりを阻止するために懸命に? 行動する? 主人公。・・・このオッサン、新宇宙戦争にも出ていましたが、あまり頼りになりません。
トレイラーの後本編へ。

新宇宙戦争

スピルバーグの宇宙戦争の向こうを張って、新宇宙戦争だそうです。原作者HGウエルズ氏の孫が映画監督をやっているので、ちゃんと著作権料を払っているのでしょうか? 話は宇宙戦争から数年後。やっと復興を始めた地球にまたもトリポッドが降下してきます。敵の本拠地が火星というのも、現代の話としてはむっこう無理があったりして。

主人公のオヤジがいつもの貧相なあのおっさんなのも映画のレベルを低くしている原因。マッドマックスの近未来的荒廃感を演出する意図だと思いますが、廃品置き場に作られた反撃部隊の本拠地を見ていると近未来どころか子供の遊びを連想します。

脱力シリーズ

エイリアンvsハンター

空撮から始まる映画にろくなものは無い

往年の有名人、ウイリアム・カットが主演しています。

本編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08

アバターオブマーズ

本編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05

エドガー・ライス・バローズの、超有名なSF作品 = 火星のプリンセス を映画化。

出演は24のゲスト、アントニオ・サバト・Jr、昔のエロエロヒロイン、トレイシー・ローズ。トレイシーさんは、さいきん普通の映画に出ており、根っからのエンターテナーとして活躍中です。

火星のプリンセス リン・コリンズ ピクサーが2012に実写映画化
この原作は、2012あたりにピクサーが実写映画化しました。もうDVDも出ています
火星の女王デジャー・ソリス役は、ウルヴァリン:X-MEN ZEROでヒュー・ジャックマンの恋人シルバーフォックスを演じたリン・コリンズです。

トランス・モーファー

英語版本編 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09

トランスフォーマーと題名を間違えて見に行く、田舎者相手のパチもん映画。

以前にもランボー者という映画があり、スタローンは出てこなかった。

キングオブ・ザ・ロストワールド King of the Lost World 2005

ブルース・ボックスライトナー主演。

この俳優さん、トロンに出てます...というか、アラン・ブラッドレイ、またの名をトロンその人です。最近のトロン・レガシーにも登場していました。

ロスト+キングコングのいいとこ取りのくせしてやけにショボい映画です。

スケルトンライダーの温厚な保安官が、今度はストイクトな情報将校で出演。スターゲートに出ていたカートラッセルよろしくガイルカットにするとだれでも精悍に見えるものらすい。

お約束で無人島(?)に飛行機が墜落して生存者たちがそこらをうろつくものの、どう見ても白人としか見えない原住民に拉致されて。まるで日本映画のゴジラ対キングコングに出てくるみんな日本人っぽい現地人丸出し。しかもこれが野生らしさのかけらも持たないメタボ族。最後がどうなったか居眠りしたので良く覚えてはいないが骸骨のお化けは出てこなかった。

VS 対決物

メガ・シャーク・VSジャイアント・オクトパス Mega Shark Versus Giant Octopus 2009

日本語予告篇 | nico2の本編は消されてしまいました。

地球温暖化で蘇えった巨大サメとでかいタコが大暴れ。
事情を知る海洋生物学者たちが色付の水を混ぜてフェロモンを作り互いに対決させて自滅させようと必死の努力。

日本人のシマダという学者役俳優は妙なアクセントの日本語をしゃべり、別のB級映画にも良く出ています。

また、どうみても海岸地帯の石油コンビナートに見える東京の拘置所で、メキシコ人っぽいタケオという名の外国人が尋問されたりしています。

笑撃のシーン

海面から飛び出したメガ・シャークが飛行機をバックリ飲みこむシーンはまさに圧巻で、
今世紀最大のつっこみ所

世界中にいるメガシャークファンの作った詳細な解説ページ